Duolingo English Test Fill in the Blank:2、3文字のヒントから単語を見つける方法
Duolingo English TestのFill in the Blankは、文を1つ読み、最初の数文字だけ見えている不完全な単語をタイピングで完成させる問題だ。選択肢がないので、当てずっぽうは通用しない。語彙力の試験に見えるが、実際は文法と文脈で候補を絞り込む試験に近い。実際の練習画面を見ながら、解く手順を段階ごとに整理した。
ひと目でわかる
- 設問:1つの文に空所(不完全な単語)が1つ。複数語の答えはない。
- 入力:最初の数文字が示され、残りの文字を自分でタイプする。空のマスの数が、残りの文字数だ。
- 当サイトの練習セット:1セット6文。ヒントの文字数は、easyとmediumが3文字、upperとhardが2文字。1問あたりの制限時間は、easyが45秒、mediumとupperが60秒、hardが75秒。
- 難易度:レベルが上がっても、答えの単語が極端に長くなるわけではない。難しくなるのは、文が長く複雑になる点だ。
(出典:testpracticelabのDET問題制作規格と無料練習セット。画面はセット010と014)
下の画面は、testpracticelabの無料練習セットから取っている。各コツの例では、波線が手がかり、取り消し線が避けるべき答えを示す。
まず:画面から読み取ること
- 文の中に、最初の文字が見えているマスと、それに続く空のマスがある。
- 空のマスの数は、残りの文字数だ。つまり答えの総文字数を最初から知っている。
- 上部に、その問題の残り時間が表示される。
空のマスの数が、そのまま単語の長さ
2〜3文字が見えていて、後ろに空のマスが3つあれば、答えは5〜6文字の単語だ。候補を思い浮かべたら、文字数をマスと数え合わせる。これが最初のふるいになる。
ad___
ヒント2文字+空のマス3つ=5文字の単語。
空所で止まらず、文の最後まで読む
空所の前の語だけで答えると、後ろの手がかりを逃す。文を最初から最後まで一度読んでから空所に戻る。手がかりの半分は空所の後ろにある。
ステップ1:品詞を決める
- ヒントの文字だけから単語を思い浮かべると、候補が多すぎる。空所の前後の語が決める品詞で、まず候補を切り落とす。
空所の前の語が品詞を決める
toの後ろには動詞、aやtheの後ろには名詞か形容詞、significantのような形容詞の後ろには名詞が来る。ヒントの文字を見る前に品詞を決めると、思い浮かべる単語の範囲が大きく絞られる。
Companies that fail to ad___ quickly
toの後ろ:動詞
A sc___ business model
aと名詞の間:形容詞
income dis___ within the company
incomeの後ろ、前置詞の前:名詞
同じヒント文字でも、文法が答えを分ける
expで始まる単語は、expandにもexpansionにもなりうる。ヒントは同じでも、toの後ろなら動詞(expand)、newとstrategyの間なら名詞(expansion)だ。ヒントは始まりにすぎず、終わりは文法が決める。
a plan to exp___ the network
toの後ろ:動詞expand
a new exp___ strategy
newとstrategyの間:名詞expansion
冠詞や形容詞は、単数・複数まで教えてくれる
aなしでsignificantの後ろに来る名詞は、複数形か不可算名詞だ。generate significant efficienciesのように、複数の-iesで終わる必要がある場合がそうだ。語尾(-ity、-able、-ies)を文法から先に決めて、残りの文字を埋める。
generate significant effic___ by eliminating redundant departments
aなしでsignificantの後ろ:複数名詞のefficiencies。
ステップ2:文脈が単語を教えてくれる
- この画面のように、hardのセットでは文が30語を超えることもある。
- 文が長いほど、答えはコンマではさまれた説明や並列構造の中に隠れている。
一緒によく使われる語のかたまりで読む
strict zoning regulations、a clear path to profitabilityのように、前後の語とよく結びつく組み合わせがある。空所だけを見ず、前後3語を1つのかたまりとして読み、自然につながる候補を選ぶ。
strict zoning reg___
zoning regulationsはよくあるかたまり。
not only innovation but also a clear path to prof___
path toの後ろは名詞。前のinnovationと並列。
コンマの後の説明が、答えの定義
長い文では、空所の意味が後ろで言い換えられることが多い。merely a pastiche of earlier movements, recycling their visual languageでは、recycling以下がpastiche(パスティーシュ)の意味だ。知らない単語でも、最初の文字とこの説明が合えば答えだ。
...is merely a pa___ of earlier movements, recycling their visual language
recycling以下がpastiche(パスティーシュ)の意味を説明している。
長い文は、空所を含む節の骨格だけ残す
30語を超える文は、全部読もうとせず、空所のある節だけ残して残りを畳む。an act of ___ justiceのように骨格を立てれば、まず形容詞の位置だとわかる。thoughの後ろの対立する節は、たいてい答えと無関係だ。
ステップ3:入力と時間
- 単語がわかっていても、スペルを間違えれば不正解だ。最後の30秒はスペルの確認に使う。
スペルを最後にもう一度確認する
知っている単語でも、間違えやすいスペルがある。答えを入れたら、1文字ずつ目でなぞる。キーボードが英語入力になっているかも確認する。当サイトの練習ウィジェットはハングルの字母で入力されても英字に戻してくれるが、本番ではそのような補正は当てにしない方が安全だ。
adpat
文字の順序ミス:adpat
adapt
adapt
空欄のままにせず、時間内にリズムを作る
知らない単語でも、品詞とヒント文字に合う最善の形を入力する。空欄なら確実に不正解だ。当サイトの練習セットは1問45〜75秒なので、最初の約15秒は読む、次に品詞と候補、最後に入力とスペル確認、というように分けて練習しよう。
おわりに
Fill in the Blankは、単語を知っているかよりも、文がその位置に何を求めているかを読む試験だ。ヒントの文字と文字数、品詞、前後の文脈を順に使えば、知らない単語でも候補が絞られる。
今日から本番のつもりで練習しよう。testpracticelabには、レベル別の無料Fill in the Blank練習セットがある。この記事の画面を取った010番セットから、時間を測って解き、コツを1つずつ当てはめてみよう。